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2009年08月19日

「夏」という季節

「夏は単なる“季節”ではない。
それは、心の状態である。」
(片岡義男)

スカウト活動の一年の締めくくりである
サマーキャンプに行って来ました。
長野県茅野市にある「尖石遺跡」。
場内には竪穴式住居も復元されています。
今年は3年に一度の団全体の「団キャンプ」で、
カブ隊のキャンプテーマは「はじめ人間ギャートルズ」。
大家族で“キャンプ生活”をしていた
大昔の暮らしとこの場所を
わが江戸川3団の団キャンプになぞらえました。

百聞は一見にしかず。
ブログに上がっているキャンプの写真をご覧下さい。
この生き生きした顔、顔、顔。

今回、私がこのキャンプで
スカウト達への伝えた二つのメッセージです。
①「じぶんでがんばる」こと。
②「ひろいこころで、みんなで協力」すること。

①はカブ隊の年間テーマ。
いつもは親がやってくれることも
ここではじぶんでなんでもすること。
それが出来て初めて人のことができるんだぜ。
さあ、そろそろできるようになろうか。
②は①の次のステップ。
単なる「協力」ではなく「ひろいこころで」がポイント。
人の立場に立つ、人の気持ちを思いやる、というスタンスにたてば
自然に助けあえるじゃんか、
大人も、子供も。

初日に事件がありました。
安全に大きく関わることだったので、
ハンパなく叱りました。
みんなに迷惑かけた子らは、
その後誰に言われることなく自分から組の仲間に謝り、
仲間は決してそれを咎めたりする事なく彼等を許したそうです。
そのあと、彼等は組の仲間として頑張って
最優秀組賞を取る原動力になりました。

また、ブロクラムでは目立たなくても、
手伝いや人に対する思いやりが自然に出来、それに対して報酬を求めずに
組のまとまりに貢献したスカウトが
ベストスカウトに選ばれました。

「リカバー」と「バックアップ」。
この二つが、今年のキャンプのキーワードとなりました。
次の一年、「自分で頑張った」先につながる大切なキーワードです。
少年達の夏ももう終わり。
それぞれで感じた事、経験した事が
次のステップへとつながります。
彼等にとっても、我々にとっても
夏は単なる“季節”ではありませんでした。


キャンプを無事終えて帰ってこれたことに
すべての隊スタッフ、すべての団スタッフ、
子供を送りだしていただいたすべての保護者、
すべてのお手伝いいただいた育成会役員と保護者、
キャンプ場関係者、バス手配観光会社、
そして、解散式後も「終わるのがさみしい」と泣いていたスカウトをはじめとした
素晴らしきスカウトたち全員と
我々を守ってくださった神様に
感謝をささげます。
ありがとうございました。

(8月12日〜15日 長野県茅野市青少年自然の森「夏だ!キャンプだ!大作戦」江戸川第3団団キャンプにて)
隊長 後藤



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