チャレンジ!鉄人EDO3号～ボーイスカウト江戸川第3団～

ハッピーバースディ、ベーデン-パウエル卿。

今日、2009年2月22日は
あなたの152回目の誕生日です。

全国のボーイスカウトの団で
創立者であるあなたの誕生を記念した
「B-P祭」プログラムを2月のこの時期に開催し、
団行事にしているところも多いですが
わが江戸川3団は
この行事に関しては各隊に任せられています。

私はカブスカウト部門を預かる者として
あなたのことを小学生にわかりやすく理解してもらうことと
あなたが作った「ウルフカブ」の原点
「ジャングルブック」を知ってもらうことで
自分たちが活動するいろんなことの意味を知ってもらうことを
集会の主眼としました。
カブ部門の「B-P祭」として
認めていただけますか？

あなたのことを紹介したアニメーションと
「ジャングルブック」の飛び出す絵本を使っての集会で、
子供たちに「見る時の態度」「聞く時の態度」を
同時に教えようと思いました。
「途中で少し飽きるのでは？」という私の心配をよそに
子供たちは行儀よく画面を見て
真剣に「ジャングルブック」の話を聞いてくれました。
そのあとみんなで歌った
「ジャングルブックの歌」の意味も
よくわかってくれたようです。
みんないい子です。
このような子たちを私のところに集めてくださったことに
感謝します。

子供たちに「物語を話して聞かせる」ということを
久しぶりにしました。
このデジタルの世の中、
彼らも新鮮だったのかもしれません。
でも、読み聞かせるってむずかしいものですね。
前の日に練習をしたりしたのですが
私も勉強になりました。

●話の扱い方（抜粋）
・話を聞かせてもらうのは子供たちの権利である。
・話を選んだら、あなた自身がその話に熟知して
　要点を完全に自分のものにすること。
・話には色をつける。使う言葉や話す調子によって
　物語の雰囲気を作り出せる。
・登場人物に生命と人格を与える。自分も聴衆も
　その人物を見ることができるような言葉で登場人物を描写する。
・話というものはなんといっても子供を楽しませるものであり、
　それができれば話の要点は子供たちは自然と分かる。
・子供たちを気楽に座らせ、あなた自身も楽な気持ちになること。
・話すにつれ、あなたの人となりが現れる。
　これは印刷された書物からは望めないものだ。

古い資料から、あなたに教わったことです。

いろいろと悩んだり試行錯誤をしながら
あなたの掲げた基本精神のもと、
地域の子供たちを育てるお手伝いを
させていただいています。
来週からはまた、
江戸川3団カブスカウト隊の
スカウト・指導者・保護者の全員が一つになれるプログラムを
展開する予定です。

どうかこれからも
私たちのスカウトと
私たちの仲間の指導者をお守りください。

（あと、友団対抗キックベース大会の優勝も…ね。）

大いなるボーイスカウトの父へ。

ボーイスカウト東京連盟総武地区
江戸川第3団カブスカウト隊
隊長　後藤貴浩

（2月22日　葛西区民館　「素晴らしきボーイスカウトの世界」B-P祭とキックベース作戦会議にて）