ウッドバッジ研修所

edo3cs

2009年09月23日 01:23

お久しぶりです。

上進式以来、子供たちの顔見てなくって。
別にさぼってたわけではなく、
「自己研鑽」をしてました。
9月12日〜15日の3泊4日、
日本連盟山中野営場にて行われた
「ウッドバッジ研修所」に行ってきました。
シルバーウイーク前の2日もの有休はきつかったですが
これもかわいいスカウトたちのためです。

ボーイスカウト関係者はご存じだと思いますが
ボーイスカウト活動は指導者研修システムとして
各県連主催の「ウッドバッジ研修所」と呼ばれる
隊長訓練があります。
教育規定によると隊長の資格として
「少年の訓育を託するに足る品性と経歴を有する者で
ウッドバッジ研修所各課程を修了した者、あるいは県連盟が
これと同等の資質と経験を有すると認めた者」とあります。
要するに、隊長やるなら自己流でやらずに
この訓練受けて標準的なやり方を知りなさいよっていう
ことなのです。
なんだかんだと大変ではありますが、
大人になってから何かを学ぶって
意外と面白い。
新しく同じような仲間もできるし
チャンスがあれば行くといいかも。
おススメです。
(終わった時、泣いてる人結構いるんだぜ)

この「研修所」は、隊指導者の各課程別(BVS、CS、BS、VS、RS)
にコースが分かれており
私も2002年にカブスカウト過程の「研修所」を受けて
今、隊長を仰せつかっているわけであります。
この隊指導者訓練にはさらに「ウッドバッジ実修所」という
上級訓練もあり、一昨年、CS過程のそれも受けてきました。
(事前課題研修と基本訓練5泊6日と奉仕実績訓練、
よく会社にまだ席があります…)

んで、今回、何でまた「研修所」に行ったのかというと…
今回行ったのは「ボーイスカウト課程」。
指導者になって9年目、ずっとカブ隊を指導してきましたが
ちゃんとした「ボーイスカウト課程」を知りません。
それって、どうなの?
「日本カブスカウト連盟」なんて組織もないし。
カブスカウト課程を知れば知るほど、それは
「ボーイスカウトという本編へのいざない」と位置付けられています。
ほんの少し自団ボーイ隊を見たり手伝ったりしましたが
そんなんじゃなくて、
きちんと「標準的」なボーイ隊指導を知りたくなって
今回、団委員会に無理言って行かせていただきました。
ちゃんと今のカブスカウトたちに
「ボーイ隊ってこんなとこだぜ。おもしれぇだろ、いこ。」って、
上進を促すようにできればと思ってます。

ブログに上がった記録を見て
集会は副長たちがしっかりとやってくれていたようで
安心しました。
研修報告の詳細は長くなるので、ここでは省略。
おいおい、このブログでも紹介するかも。

ひとつだけ、
スカウトたちに対する指導者の心構えとして
一番印象的だった研修所所長
(前に総武地区で地区コミッショナーされてた方でした)
の言葉をご紹介します。

「やりたいんならいいからやってみな。怪我しないように見ててやっから。」

少年たちの「自発活動」である
ボーイスカウト教育の原点を見た気がしました。

スカウトたち、個人個人の意欲的な成長を
願ってやみません。

(2009年9月22日 「ウッドバッジ研修所ボーイスカウト課程第128期」を終えて)
隊長 後藤


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